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当たり前の事だからと軽視されがちな家事・子育てでかかる女性への負担②


今日のブログを担当します森下です。

 前回のブログに引き続き、家事・子育てによりかかる女性(主夫)への負担の原因と対処法をお話させて頂きます。

 

①女性の生き方の変化

 

30年前と比べて女性の平均初婚年齢は3.9歳上がり29.4歳となりました。

これに伴い平均初産年齢も4才上がり30.7歳となりました。

この初婚年齢、初産年齢の変化と自分の事を後回しにして子供の寝かしつけや、試験勉強や受験の時期は子供の為に夜食を作ってあげようとして、眠るのが遅くなる事も原因となっています。

 

 日本ではまだまだ女性に家事や育児の負担が偏っている傾向があります。

その事により家事・育児の負担が極限に達しているという状況になっています。

 

 

②更年期障害

 

40代後半~50代前半の女性は医学的にみても、睡眠時間が短くなりやすくなります。

そして女性は50歳前後で閉経を迎えます。

それにより女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に減少し、ホルモンの分泌を司る脳の下垂体からエストロゲンの分泌命令が出されます。

この時のバランスの崩れで、自律神経に異常が生じて、様々な症状が起こります。この症状のことを更年期障害と言います。

 

 寝つきの悪さや睡眠中の途中覚醒を引き起こし、睡眠時間が短くなり、睡眠の質が低下します。

 

③生活環境の問題

 

 気ままな生活習慣による夜更かしが原因で睡眠時間が短くなるのなら、改善する事は比較的容易ですが、家事・育児のある女性(主夫)の生活習慣の変更は容易ではありません。

 

また、夫の帰宅を出迎えてから就寝している場合もありますし、お弁当が要る日は起床時間を早めなければいけません。

 

その為、昼間の耐えられない眠気をうったえる睡眠不足症候群に陥りやすくなります。

 

☆睡眠不足症候群については次回のブログでお話しさせていただきます。

 

④ご本人の意思の問題

 

このような場合、女性自身が手は抜きたくないと思う几帳面な方が多く、自分自身を追い詰めている事もありますので注意が必要です。

また、ご本人の意識の問題もありますが、パートナーにこそこの過酷な生活環境について理解して頂く必要があると思います。

 

 【対処方法】

 

・お昼に休憩を取り20分~30分程度の仮眠を取りましょう。

 

・家庭に協力を求め生活環境、生活習慣を改善しましょう。

 

・夫の帰宅が遅くなる場合は先に就寝できる環境を整えてみましょう。

 

・手を抜きたくないと自分を追い込まず、掃除の頻度を減らしたり、家事そのものを減らすご本人の意識の改変も重要となります。

 

 〈最後に〉

 

 普通に日常生活を送っているだけなのに何故か症状が出るとのご相談を受けますが、その何気なくやっている生活環境自体が身体への負担となっている事があります。

 

 家事・子育ては当たり前でやるべき事と言う意識があり、身体にかかっている負担を軽視しがちになります。

 今回のお話しでどれだけ身体に負担がかかっているかをお分かり頂けたのではないでしょうか?

 症状をあまり感じていない状態でも、身体のメンテナンスを怠らず、日頃から身体のケアをする事が大切です。

 日々の生活を楽しく、快適に送れる様にご自身の身体を大切にしましょう。

 

 最後までお読み頂きありがとうございました。

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