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足のむくみ1
今日のブログを担当します行村です。
今回は足のむくみについてお話しします。
人間の身体には、全身を巡るように動脈、静脈と言われる血管とリンパ管が張り巡らされています。
心臓がポンプとなって送り出された血液は、動脈を通り身体の隅々まで行き渡り毛細血管に達すると毛細血管の小さな隙間から染み出てきます。これを間質液や組織間液と言います。
間質液は、酸素や栄養素を細胞に与える一方で、細胞の代謝によってできた二酸化炭素(炭酸ガス)や老廃物を受け取り、毛細血管の静脈側やリンパ管で再吸収され心臓へ戻ります。
通常は、血管から染み出る水分量と再吸収される水分量は常に同じなので、細胞と細胞の間に存在する水分(間質液)は一定でなければなりません。
しかし、何らかの原因によって染み出る水分量が多すぎたり、再吸収がうまく行かなかったりすると、行き場の無くなった水分が皮下に溜まってしまいます。
これが「むくみ」となって現れます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
次回は、足がむくみやすい理由についてお話しします。