ブログ
昼間の耐え難い眠気
今日のブログを担当します森下です。
今日は睡眠不足についてのお話をさせて頂きたいと思います。
さて皆様、昼間の耐え難い眠気を感じられたことはありませんか?
その多くの原因は極めてシンプルで睡眠不足です。
しかし、睡眠不足を甘く見てはいけません。
睡眠不足は睡眠不足症候群という立派な病名があります。
睡眠不足は現在の日本社会が抱える子どもの生活の夜型化の影響を受けています。
ここで子どもたちの就寝時刻データを見てみましょう。
11時までに就寝している割合のデータでは、小学生は85.4%、中学1年生は59.8%、中学2年生は45.6%、中学3年生は22.6%、高校生は16.4%になります。
学年が上がるごとに就寝時刻が遅くなり、中学3年生以降はおおむね夜型の生活となっています。
夜型の生活になっているとはいえ、中学校、高等学校は学校での生徒指導が厳しいため、起床時間についてはある程度厳守されています。
しかし大学へ入学すると特に起床時間を守る必要がなくなってしまいます。
そうすると夜遅くまで友人と遊んだり、スマートフォンやゲームに興じて就寝時間が午前2時や3時になることもあるでしょう。
そうなると起床時間が9時から10時ごろになってしまいます。
大学生のうちはこの様な生活をしていても誤魔化しはききますが、就職や家庭を持つ事で、今まで自由にしていた起床時間よりも早く起きなければいけなくなります。
そうなると必然的に3〜4時間程度の睡眠となり、おおむね6〜7時間程度の睡眠が望まれている事を鑑みると明らかな睡眠不足になります。
またこの様な生活リズムが崩れた状態では睡眠の質も悪くなり、必要な時間の睡眠が取れていても寝不足になる可能性もあります。
今回の内容では子供の睡眠を例にあげてお話ししましたが、仕事や家事が原因で生活リズムが崩れる事もあります。
睡眠不足症候群は誰にでも起こる症状ですので、今一度ご自身の生活環境を見直してみてはいかがでしょうか?
次回はこの様な睡眠不足症候群を悪化させる寝溜めについてお話しさせて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。