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寝冷えによる腹痛(後編)
夏の間、私たちの体は、酷暑や冷房による自律神経の乱れ、食欲減退による栄養バランスの乱れなどから、夏バテのような状態になってしまっています。
また、気候が大きく変化する時期でもあります。
残暑の厳しい秋口頃になると、寝入る時間帯はまだまだ暑いのに、明け方には冷え込んでいたりしますね。
寝入る頃に暑くて汗をかいていたりすると、夜のうちに体は汗で冷やされ、さらに明け方の冷たい空気にさらされることで、余計に体が冷えてしまったりすることもあるのです。
真冬になると、布団がはだけたりお腹を出して寝たりすることは少なくなり、体も寒さに慣れ、体力も回復してくるため、寝冷えが原因の下痢は減っていきます。
下痢になってしまった時は、症状がおさまるまで横になり、安静にして過ごします。
脱水症状にならないために水分は、常温のものをゆっくりと補給しましょう。
多くの場合お腹を温めるのが一番即効性があります。
下痢はまさにそのパターン。
腹巻を使ったり、手のひらをお腹にあてたりして、お腹を冷えから守りましょう。
またこのような症状になりましたら、当院での治療も出来ますので、ご相談ください。
最後までお読み頂きありがとうございます。