『季節性の不眠と過眠』の正体
10月に入り、朝晩の涼しさが心地よくなる一方で、「夜はなかなか寝つけない」「いくら寝ても日中強烈な眠気が襲ってくる」といった睡眠の悩みが増えていませんか?
この「眠れないのに眠い」という矛盾した状態は、季節の変わり目に体が起こすごく自然な反応であり、原因は日照時間にあります。
1. カギを握るのは睡眠ホルモン「メラトニン」
私たちの睡眠と覚醒のリズムをコントロールしているのが、脳から分泌されるホルモン「メラトニン」です。
メラトニンは、光を浴びる時間が短くなると分泌量が増え、「夜が来たので寝ましょう」というサインを体に出します。逆に、強い光(特に朝の光)を浴びると分泌が止まり、体が覚醒します。
2. 日照時間の変化がリズムを狂わせる
10月になり日が昇る時間が遅くなり、夕暮れの時間も早くなります。この日照時間の変化が、メラトニンの分泌リズムに影響を与えます。
① 不眠(寝つきが悪い)の原因
本来、夜間に分泌されるべきメラトニンの分泌リズムが、日照時間の変化で狂うと、適切な時間に「眠りのサイン」が出なくなります。その結果、布団に入ってもなかなか寝つけない「不眠」の症状が現れやすくなります。
② 過眠(日中の眠気)の原因
活動量の低下と日照時間の減少は、もう一つの影響をもたらします。体がエネルギー消費を抑えるモードに入りやすくなるため、以下のような状態になります。
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「活動レベルの低下」: 夏場に比べて活動量が減り、体が休息を求めている状態。
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「体内時計のズレ」: 眠りの質が下がっているため、夜間に十分な回復ができておらず、日中に強烈な眠気や倦怠感となって現れます。
つまり、体は「秋のモード」に切り替わろうとしている途中でリズムが乱れ、夜は眠れず、日中は強制的に休息を求められている状態なのです。
3. 今すぐできる睡眠リズムの整え方
10月の不調を乗り越え、質の高い睡眠を取り戻すために、最も大切なのは「光を意識すること」です。
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朝の光を浴びる: 起床後すぐにカーテンを開け、太陽の光を浴びましょう。これがメラトニンの分泌を止め、体内時計をリセットする最も強力なスイッチです。
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夜は光を遮断: 寝る1時間前には、スマホやPCなどの強い光(ブルーライト)を避けましょう。メラトニンの分泌を邪魔するのを防ぎます。
◆まとめ◆
眠気の原因が自律神経の乱れにある場合、
ご自身のケアだけではなかなか改善しないことがあります。
当院では、こうした季節の変わり目の体の不調や慢性的な疲労に対し、
体の調整システム(自律神経)の働きを整えることに特化した
鍼灸や整体を提供しております。
乱れた体のリズムを整え、
季節の変化に負けない体づくりをサポートいたします。
お気軽にご相談ください。
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