十五夜の満月が示す、
東洋医学的な『満ちるエネルギー』
10/6は中秋の名月
その昔お月見は、「収穫への感謝」と「生命の満ちる力」を感じる大切な行事でした。
東洋医学(鍼灸の根幹)において、月は「陰(いん)」の象徴であり、「水(すい)・血(けつ)」など、体を潤す物質と深く関わると考えられています。
満月は、この「陰」のエネルギーがピークに達した状態。
月が地球の水分(潮汐)を強く引き寄せるように、私たちの体内にある水分(血液、リンパ、体液など)も最も満ち溢れ、活動的になると考えられています。
✅満月の「高ぶり」が招く、現代人の3つの体調不良
エネルギーが満ち溢れる満月期は、活動的になる反面、東洋医学でいう「気(き)」や「血(けつ)」の巡りが高ぶりすぎることで、様々な不調となって現れやすくなります。
特に現代人は、仕事や情報過多で常に気が張っているため、この「満月エネルギー」がオーバーヒートを招きやすいのです。
1. 気の高ぶりによる「頭痛とイライラ」
気が頭部に上昇しすぎることで、ズキズキとした頭痛やめまいを引き起こしやすくなります。感情面では、興奮しすぎてイライラしたり、浅い睡眠になったりします。
2. 水分の停滞による「むくみと重だるさ」
体液が満ち溢れすぎることで、流れが滞りやすくなります。
特に足首や顔のむくみ、全身の重だるさとして現れやすいのが特徴です。
3. 潜在的な不調の「表面化」
普段は隠れている持病の痛みが、満月のエネルギーによって増幅され表面に出やすい時期とも言われています。
例えば、過去に痛めた関節が疼き出したり、胃腸の不調が強くなったりすることがあります。
✅満月を味方につけよう!鍼灸師・整体師直伝「整え術」
この「満ちすぎた」エネルギーを穏やかにし、満月の力を健康に活かすためのセルフケアをご紹介します。
1. 鍼灸の視点:「瀉法(しゃほう)」で余分な熱を逃がす
満月期は「補う(足りないものを足す)」よりも「瀉す(余分なものを出す)」ケアが有効です。
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デトックスツボの刺激: 足の親指と人差し指の間にある「太衝(たいしょう)」や、足首にある「三陰交(さんいんこう)」を軽く刺激し、気の流れと水分の排出を促しましょう。
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深呼吸: 興奮した「気」を鎮めるため、腹式呼吸でゆっくりと深い呼吸を行い、意識を下半身に集中させましょう。
2. 整体の視点:「水の巡り」をサポート
体液の停滞を防ぎ、スムーズな巡りを促すことが重要です。
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リンパケア: むくみが出やすい鎖骨のくぼみや鼠径部(そけいぶ)を優しくマッサージし、リンパの流れを促しましょう。
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軽めのストレッチ: 激しい運動ではなく、ヨガやゆったりとしたストレッチで筋肉を緩め、血液のポンプ作用を助けましょう。
3. 食事の視点:「利水作用」のある食材を
余分な水分を体外に出してくれる食材を意識的に摂りましょう。
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利水食材: きゅうり、冬瓜、小豆、とうもろこし(ヒゲ茶も効果的)など。
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避けるもの: 塩分の高いもの、アルコールの摂りすぎは体内の水分を溜め込みやすくなるため控えめに。
◆まとめ◆
月のリズムを日々の健康へ
月の満ち欠けと体調の関係は、単なる迷信ではなく、
古来からの自然との調和を教えてくれる知恵です。
満月の日、少しでも体調に異変を感じたら、
それは体が「休め」「出しなさい」と
サインを送っている証拠かもしれません。
現代の忙しい生活の中でも、
月に一度の満月の夜は意識を体に向けて、
ご自身の心身を労わってみませんか?
当院では、東洋医学に基づいた丁寧な問診で、
その時の月のリズムとお客様の体調に合わせた
オーダーメイドの施術を行っています。
お気軽にご相談くださいね。
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