朝の身体がいつもと違う その理由を探してみる
「ちゃんと寝たはずなのに、なんか疲れている…」
その違い、どこから来る?
「ちゃんと寝たはずなのに、なんか疲れている…」
「朝から身体が重くて、起きるまで時間がかかる…」
そんな朝、ありませんか?
1. 「疲れている」で終わらせない
朝の身体が重いと、「最近仕事が忙しかったから」「単に疲れているから」と、すぐに理由をつけてしまいますよね。
もちろん、本当に疲労が溜まっているのかもしれません。でも、身体の状態だけを見ていると「今日は疲れている」という結果しか見えません。
人間の身体は非常に繊細です。「睡眠時間が短いから疲れる」という単純な引き算だけで答えが出ないことも珍しくないのです。
2. ここで一度、チェックしてみましょう
例えば、同じ「7時間睡眠」をとった日でも、スッキリ起きられる朝と、そうでない朝があります。
その違いを探るために、少しだけチェックしてみましょう。
◆ 今朝の身体はどうでしたか?
- ☐ 身体が重かった
- ☐ だるさが残っていた
- ☐ 頭がスッキリしなかった
- ☐ いつもと違う感じがした
◆ 昨日の過ごし方はどうでしたか?
- ☐ いつもより寝る時間が遅かった
- ☐ 寝る直前までスマホを見ていた
- ☐ 食事の時間や量がいつもと違った
- ☐ 昼間、冷房の効いた部屋に長くいた
- ☐ 仕事や人間関係で、考え事が多かった
いくつ当てはまりましたか?
ここで大切なのは、「あ、もしかしたら、昨日のあの過ごし方が今日の重さに関係しているのかもしれない」 と気づくことです。
3. 「健康指数」を自分のものさしにする
もう一つ、やってみてほしいことがあります。
自分にとって「調子のいい状態」を 0 として、今日のコンディションを数値化してみるんです。
- 今日は少し重いから「−1かな?」
- いや、かなりだるいから「−2くらいかな?」
- 逆に、今日はいつもより軽いから「+1だな!」
そんな感覚で大丈夫です。医学的な数字でも、誰かと比べるものでもなく、自分の身体を自分で比べるための「ものさし」 です。
ただの「なんとなく調子が悪い」が、「今日は、いつもの自分より少し下がっているな」と客観的に見られるようになります。
すると、「じゃあ、今日は無理せず早く寝よう」と、自分で行動を選べるようになりますよ。
4. 原因を決めるのではなく、「仮説」を持ってみる
ここまで読んで、「じゃあ、結局何が原因なんだろう?」と思ったかもしれません。
でも、今はまだ答えを出さなくて大丈夫です。「スマホを見たから疲れた」と、一つに決めつける必要もありません。
大切なのは、自分の身体に起きた変化と、その背景を一度つなげて考えてみること。そして、「もしかしたら、これ(スマホや食事など)が原因かも?」と仮説を一つ持ってみること。
まずは、それで十分です。なぜなら、明日はその仮説を検証できるからです。
明日は、一つだけ小さな実験をしてみます。
例えば、「昨日は寝る直前までスマホを見ていた」と思ったなら、今日は少しだけ早くスマホを置いてみる。
我慢して大きく生活を変える必要はありません。
一つだけ変えてみて、翌朝の「身体の反応」を見るんです。
身体は「これが正解です」とは教えてくれません。
でも、何かを少し変えて、その反応を見て、また考える。
そうやって少しずつ、自分だけの 「身体の地図」 ができていきます。
